秩序の敏感期

【秩序の敏感期】

今日は4歳以下の子どもに関する内容です。

生後半年から4歳ごろにかけて、子どもは「秩序の敏感期」というものを経験します。

「子どもが秩序?」と思うかもしれませんが、言葉を使って意識的にルールを理解するような方法とは異なります。

見たり聞いたり、五感で感じ取った情報を、直接記憶に焼き付けて吸収する方法です。

なのでその秩序が乱れた時、子どもは許せないほどの不快感を覚えるのです。

例えば、いつもはママが右足からズボンをはかせてくれるのに、今日に限ってはパパにシャツから着せられてしまった。

大人からすればほんの些細なことですが、子どもからすれば大惨事、

「ギャーーー!!(なんで右足からじゃないのーーー!!)」というわけです。

とはいえ、全ての物事において同じ状況を作るために連携するのは難しいでしょう。

なので、次の2つの意識ができると良いかもしれません。

1つは、子どもが秩序に敏感であるという事実を認識すること。

もう一つは、その時期が過ぎるまでは出来る限りその秩序を保ってあげることです。

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