いちばん大事な教科は国語

【いちばん大事な教科は国語】
小学校1、2年生の段階では、主要科目と呼ばれる5教科(国、算、理、社、外)のうち、国語と算数のみが実施されます。
さらに比率で言うと、国語は科目全体の36%と圧倒的に多い割合となっています。(1年生時点)
2番目に多い算数が16%で、3番目に多い体育が12%です。
なぜこれほどまでに国語学習が重視されているのでしょうか。
その理由は、国語が全ての学習の基礎であるからです。
国語は言葉や文字を学ぶ教科ですが、それは表面上の話になります。
真の目的は、相手の意図を読み取ったり自分の意図を相手に伝えること、つまりコミュニケーション能力を育むことにあります。
問題の意図が理解できなければ他の教科の学習が理解できない、というのは当たり前です。
しかし話はもっと将来的な物事にも発展します。
相手の気持ちを考える能力がなければ、サービスを提供したりお客様の喜ぶものを作ることができません。
つまり国語とは、子どもが将来自立して働くための土台を作る分野なのです。
先ほど国語は全ての学習の基礎と言いましたが、人生の基礎と言っても過言ではありません。