非現実的な自信が奇跡を起こす

【非現実的な自信が奇跡を起こす】
あらゆるスポーツにおいて、敗北が確実と思われたチーム(あるいは個人)が起死回生の逆転勝利を収めることがあります。
このようなドラマは観衆を興奮させ、我々に希望を与えてくれます。
こういった現象について研究しているアメリカの心理学者、シェリー・テイラーさんは次のように言いました。
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ごくありふれた課題においても、自分に非現実的なほどの高い信頼を抱いている人の方が、かなり速く、より効率的にやり遂げられる。
自己信頼がパフォーマンスを強化するのだ。
他方で、その課題の難しさについてより現実的な考えを持っている人は、より遅く、集中力を削がれながらしかできない。
諦めてしまう場合もある。
簡単に言えば、楽観的な思考には、実現の種が含まれている。
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絶望的な状況を打開するために必要なのは、きっと現実的な判断ではありません。
「自分は奇跡を起こせるんだ」という根拠のない自信なのです。