最大の敵は自分

【最大の敵は自分】
数あるストレスの中で最もタチの悪いものは何でしょうか。
それは「自責の念」です。
他人や環境によるストレスであれば、関わる人やいる場所を変えれば解決できます。
現実問題、そう簡単ではないかもしれませんが、理屈では対処法がシンプルです。
一方、思考は内側から湧き上がるものですから、簡単には避けられません。
例えば、「自分は何をやってもダメだ」と思っているとします。
すると、失敗する度に「能力が低いからだ」「頑張りが足りないからだ」というストレスで頭の中が支配されてしまいます。
また、「私はいつもツイてない」と思っていれば、日常の様々な出来事がストレスになるでしょう。
「肝心な時にまた雨だ」「いつも厄介な仕事を押し付けられる」といった形です。
このように、自責の念によるストレスは一筋縄ではいきません。
しかし、僕たちは全く逆の考え方を持つこともできます。
「私ならできる」「私はツイてる」このような思考を積み上げていくことも可能なのです。
他人は変えられませんし、真実は常に一つです。
結局変えられるのは、自分の考え方だけなのかもしれません。