言うことを聞くかどうかは信頼関係

【言うことを聞くかどうかは信頼関係】
人が他人の要望や指摘を受け入れるかどうかは、その人を信頼しているかどうかで決まります。
子育てにおいてなら親子、仕事においてなら同僚同士や上司と部下、習い事であれば先生と生徒の信頼関係です。
僕は仕事でたくさんの子どもたちと関わりますが、生徒とどれだけ信頼を築けているかによって、指示が通るかどうかも変わってきます。
もちろん各自の性格や年齢的な面での影響はありますが、それは変えられないものです。
活発な子に「動かないで」というのは酷です。
2歳の子に「順番を守って」は難しい場合が多いでしょう。
けれども、生徒との間に信頼関係を作るのは僕の努力次第でできます。
その子の性格を受け入れ、良いところを探し、考えを認め、そしてその子を大好きになることです。
もしも生徒が、「自分はこの先生から愛されている」と感じているのなら、その子は先生の言うことを聞きます。
逆に先生の指示に聞く耳を持たないのだとしたら、それは信頼が築けていないからです。
子どもが言うことを聞く伝え方などありません。
重要なのは何を言うかではなく、誰が言うかです。