子どもはなぜそこに通っているのか

【子どもはなぜそこに通っているのか】

会社員時代の話です。

多くの生徒(親御さん)が、「子供が上達しないのでやめさせます」という理由でご退会されました。

指導者がどれだけ成長を感じていても、親が望む上達の度合いに届かないこともあります。

きっと「上達が見られない」という以外の理由もあるのだと思いますが、このような経験の中で自分の指導力の無さを嘆いてきました。

それから何年も教育を学び続け、自分も子供に習い事をさせている今、大切だと思うことがあります。

子供自身が何のために通っているかを大切にすることです。

本人が通う1番の理由は「友達がほしい」なのかもしれません。

単純に「この場所が好き」や「習い事が楽しい」なのかもしれません。

大人に「上手になりたくないの?」と聞かれれば、子供は「なりたい」と答えます。

しかしだからと言って、技術的成長が子供の1番望むことだとは限りません。

確かに、通わせてあげているのは親です。

ですが、通う理由ややる気の方向性は子供自身に委ねてあげても良いと思います。

それが僕が親として、習い事をさせる上で大切にしていることです。

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