安心と安全

【安心と安全】
全ての子どもが伸び伸びと成長していくために必要なことは「安心感」です。
この「安心感」という言葉を詳しく言い換えるのであれば次のようなことでしょう。
・自分は(両親などから)守られている
・失敗しても次がある(咎められない)
・困った時は助けてくれる人がいる
・自分は様々な権利を持っている
このような安心感があれば、子どもは才能を開花させ、人々から必要とされる唯一無二の存在となることができます。
反対に不安の中で生きていれば、いつまでたっても自分の殻を破ることはできません。
創造性も、主体性も、社交性も、勤勉性も、全ては「安心感」という土台の上に成り立つものなのです。
さて、注意しなければならないことがあります。
「安心」と「安全」は違うということです。
安全を守っているからといって、子供が安心するとは限りません。
親が提供している安全に対し、子どもは不自由を感じたり、あるいは不安を感じることもあります。
ですから僕たち親は、子供が主観的に安心できているかを自問する必要があるのだと思います。