我慢できないのは悪いことなのか

【我慢できないのは悪いことなのか】
こどもの忍耐力と言えば、有名なのは「マシュマロ実験」があります。
簡単に説明します。
子供の目の前にマシュマロを置き、少しの時間マシュマロを我慢すれば、もう一つマシュマロをもらえます。
今すぐ食べたければ食べても良いですが、追加でもらうことはできません。
そして被験者を数十年にわたって追跡した結果、あの日マシュマロを我慢できた子の方が学業の成績や社会的成功を収める確率が高かったと言うものです。
この実験によって、教育界では「忍耐力」がとにかく重要だと話題になりました。
さて、確かに我慢する力は大切です。
しかしだからと言って子供に我慢を強いるのは限度があると思っています。
正直、我慢が苦手な子はいます。
それは意欲が高く、感受性が豊かで、目的を見失わない子です。
「欲しい!と思ったら何がなんでも手にいれる」そういう気合のある子です。
ですから、我慢ができないからといってその子がダメなわけではありません。
むしろ、とても良いことだと思います。
その溢れ出る意欲を、良い方向に伸ばすサポートをしてあげましょう。