自信が持てなかった昔の自分

【自信が持てなかった昔の自分】
僕はこれまでの人生で、どれほど長い間自分に自信が持てなかったことでしょうか。
中学校の頃は不良少年を演じることに必死でした。
高校時代は周りにいる人々が凄すぎて、萎縮していたので分かりやすいです。
大学時代はイカつい服を着たり、金髪にしたり、見栄を張って肩書きで生きている感じでした。
社会人で経験したのは、「自分は体操以外何もできない」という絶望でした。
僕は2歳から体操一筋で生きてきて、それなりに結果も出してきました。
側からすれば輝かしいことかもしれませんが、僕にとっての本当の自信にはなりませんでした。
僕が自信を手に入れたのは、体操以外のことへのチャレンジを始めて、「自分には多様な可能性がある」ということを実感してからです。
きっと自信というのは、1点集中で得られるものではありません。
なぜならそのたった一本の支えが無くなった時、自分には何も残らなくなってしまうからです。
何でも手を伸ばし、とことんハマり、飽きたら次に乗り換える。
そういう経験の積み重ねが徐々に確固たる自信を形作っていくのだと思います。