日本で生きるということ

【日本で生きるということ】
日本という国は「同調」を大切にします。
自分の意見は口に出さない、周りに合わせる、察する、遠慮する、そういう風習が僕たちには染み付いています。
これはいい面もあれば、悪い面もあります。
いい面で言えば、集団が一体となる点です。
これによって、物事が円滑に進んだり、作業にまとまりが生まれます。
悪い面もありますね。
多くの人が本音を隠し、偽りの自分を演じているということです。
自分の意見を主張することは「和を乱す」という教育を受けてきているので、主に表現力が乏しくなります。
僕は日本に誇りを持っていますし、この文化を面白いと感じます。
その反面、子供への教育という視点に立ったとき、複雑な感情にもなります。
本音を大きな声で発するのは怖いです。
そんなことをしたら叩かれるんじゃないか、嫌われるんじゃないか、そんな思いがDNAに刻み込まれています。
きっとこの国においては、「自分の意見をしっかり持ちなさい、だけどそれは自分の中に閉まっておきなさい」というのが教育の軸なのかもしれません。
みなさんはどう思いますか。