失敗するまで分からない

【失敗するまで分からない】
我が家の息子たちはすくすくと育っております。
欲望が爆発し、言うことを聞きません。
「やらないでね」なんて言われたら、それを「どうやってやるか」しか考えなくなります。
さすが我が子です。
皆さんのご家庭も一緒かもしれません。
そして僕の幼少期もそんな感じでした。
「そこに登ったら危ないよ」「落ちるよ」「落ちたら痛いよ」「怪我をするかもしれないよ」
この言葉が耳に届いても、それが心に響くことはありません。
「危なくないよ」「落ちないよ」「痛くないよ」「怪我なんてしないよ」
そこに登ることが危ないということを知る日が来るとしたら、自分が痛い思いをした時です。
子供の爆発する好奇心に対し、親は見守るラインと介入するラインの線引きに悩むことでしょう。
しかしこれだけは確実に言えます。
子供は失敗するまで本当の意味では学ばないということです。
一定の発育段階に至るまで、想像から学ぶことはできません。
同時にその期間は、運動能力や学力、他にも様々な非認知能力を育む最大のチャンスでもあります。
経験すること全てが、貴重な学びとなるのです。