結果と過程

【結果と過程】
「世の中結果が全て」
これは確かな言葉です。
結果を出さなければ認められませんし、勝ったものが正義です。
では、どうすれば結果を出せる人間が育つのか。
それに必要なのは、過程を振り返る癖です。
子育てに落とし込むのなら、親が過程に焦点を当てて褒めることになります。
例えば、ピアノの発表会があり、子供の成長を褒めるとします。
結果に注目した褒め方であれば、「今日の発表会とっても良かったね!あの部分なんて、とても上手になったよ。」のようになります。
一方で過程に注目すれば、「あそこの部分がとても上手になったね!どうやったらそこまでできるようになったの?」のようになります。
子供自身が過程を思い返すことで、「自分は成長しているんだ!」と実感できれば、自信がついて次の物事に挑戦する意欲にもなります。
もしも結果だけを褒めていたとしたら、結果が出すことがプレッシャーになり、伸び伸びと物事に挑戦することができないかもしれません。
繰り返しになりますが、この世は結果が重視されます。
しかし、結果を求めるのであれば、過程から目を背けてはいけないのです。