頭が良くなるたった一つの行動

【頭が良くなるたった一つの行動】
集中力が上がり、記憶力が良くなり、気持ちが落ち着き、発想力が高まり、賢くなり、自分に自信がつく。
そんな方法があるとしたら、是非とも聞きたいですよね。
さらに言えば、物事に挑戦する意欲が湧き、幸福度が高まり、イライラも解消します。
「そんな上手い話があるわけない」と思うかもしれません。
もちろん、それ相応の行動が求められます。
おまけに健康になり、見た目が若返り、すみません。そろそろ答えをお教えします。
その方法とは、「運動」です。
正確に言えば、運動しないと、冒頭に挙げたような脳の機能が低下していきます。
筋肉を鍛えるために運動をするのは分かります。
しかし、脳を鍛えるのに、なぜ運動が必要なのでしょうか?
その理由は、我々人類の脳が、運動によって最適化されるようにできているからです。
勉強すれば頭が良くなるのは間違いありません。
しかし、運動を全くせずに、勉強だけするというのは、脳の機能を著しく低下させる行為であり、とても非効率なのです。
興味深い実験をいくつかご紹介します。
10歳の子供を対象にした実験では、たった4分の運動をしただけで、1時間後の集中力が高まりました。
10代の若者を対象にした実験では、たった一度の12分のジョギングによって視覚的な能力が高まりました。
これは、長くやるほど効果が高まり、定期的に長期間続けるとさらに高まるという結果でした。
中学校1年生を対象にした実験では、あることをしたらテストの点数が10%もアップしたのです。
あることとは、立ってテストを受けただけです。
数年前からは、立ってデスクワークをすることによって、作業効率が高まることが知られてきましたね。
昇降デスクを導入しているクリエーターや企業は多いです。
このことから、「立つ」という程度の運動であっても、脳の機能は向上することが分かります。
余談ですが、世界の最前線で活躍するプロゲーマーは1日最低でも8時間以上は練習します。
しかし、全く運動せず、ゲームだけしているという選手はいません。
それでは集中力、判断力、動体視力などにおいて勝負にならないからです。
これが運動の必要性であり、価値なのです。