できるだけ子供に任せる

【できるだけ子供に任せる】
原則的に子供は、放っておいたほうが育ちます。
大人が手を出したり、口を挟めば、その分だけ成長が阻まれます。
「放っておいたら、色々と危ないじゃないか」と思うかもしれません。
もちろんその通りです。
しかしながら、危ないと思って止める度に、子供が経験を逃すということもまた事実なのです。
良いかどうか、出来るかどうかは別として、この事実は受け止めなければなりません。
その上で、現実問題、全く手を出さないというのは難しいことです。
放っておいたら、ゲームしかしないかもしれません。
お菓子しか食べないかもしれません。
車道に飛び出すかもしれません。
手や口を出さざるを得ない状況があることもわかります。
それでもなお、口を挟むということは、「親の決定」であり、「あなたの意見は尊重しない」というサインです。
ですから僕は、「これだけは譲れない」ということ以外は、できるだけ見守ってあげたいと考えています。
子供がどう行動するかは、本人の課題です。
しかし、子供の行動を許せるかどうかは、大人の課題なのです。