子供は弱みを突いてくる

【子供は弱みを突いてくる】
子供は、あの手この手を使い、大人を困らせようとします。
皆、大人に振り向いて欲しいと思っているからです。
だから必死に知恵を絞って、イタズラをしたり、注目されようとしたりします。
一つ、家庭での定番を挙げるとしたら、「保育園行きたくない」ではないでしょうか。
親はどうしても仕事に向かわなければなりませんから、これを言われるのが一番困ります。
そういう親の弱みを、子供は知っているのです。
もしかしたら、言葉通り「保育園がイヤ」な理由があるのかもしれませんが、そうであったとしても、子供自身が向き合わなければならない問題です。
さあ、知恵の絞り合いです。
子供は自分の願望を叶えるために手段を講じます。
ならば大人は、大人の願望を叶えるために手段を講じなければなりません。
このような状況は、子供の脳を発達させる上で非常に効果的です。
なぜなら子供は、本気で脳をフル回転させているからです。
すると、親の言い回しも存分に吸収してくれます。
では実際に、どのようにしてこの難問に立ち向かったら良いでしょうか。
「保育園に行けば、こんな楽しいことがあるよ。」
「〇〇ちゃんが、あなたのことを待っていると思うな。」
これで納得してくれるケースは、なかなかありません。
では、こんなのはいかがでしょう。
「行きたくない理由があるのか。じゃあ、歩きながらどうして行きたくないか教えてくれるかい?」
「そう、行きたく無いんだね。わかった。では、先生に「保育園行きたくないです」って言いに行こう。」
とりあえず前に進む作戦、ユーモアがあって好きです。
子供はまた、別の主張をしてくるでしょう。
そうしたら、親もまた主張をする。
子供はどんどん知恵をつけていきます。
このバトルは大変ですが、僕は嫌いじゃないです。
我が子の「保育園行きたくない」、皆さんならどのように対応しますか?