放っておいても育つ子

【放っておいても育つ子】
子育てにおいて、「放っておく」は技術です。
ただ子供に任せて、ほったらかしにするのとは違います。
手を出したい気持ちを我慢する、といったような精神論とも違います。
その大枠はとてもシンプルで、「線引きを明確にすること」です。
海水浴で例えるなら、遊泳エリアと遊泳禁止エリアです。
遊んで良い場所なら、砂で遊ぼうが、逆立ちをしようが自由です。
しかし、遊泳禁止エリアに一歩でも出たら注意します。
「ルールの中であれば自由」これが放っておいても育つ子のベースになります。
繰り返しになりますが、これは技術です。
「昨日は許されたのに、今日は叱られた」ということでは、子供は混乱します。
「これはOKなのに、これはだめなの?」と、理由が曖昧なのも同様です。
「これさえ守れば、あとはあなたの自由だよ」と言うための仕組みづくりなのです。
子供は自由を感じた時にこそ、伸び伸びと成長していきます。
この『放っておく技術』を、僕もまだまだ磨いていきたいと思います。


