子育ての悩みの9割

【子育ての悩みの9割】

「これさえ上手くコントロールできれば、子育ての悩みはほとんど解決する」

というものが存在します。

それは、『自分の感情』です。

多くの人は、勉強、食事、睡眠、習い事、人間関係といった、子供の活動における「悩み」を抱えています。

例えば、勉強が遅れている、友達とのトラブルが多い、生活リズムが悪いなどです。

子供に何かしらの問題があり、それが理由で親が苦しんでいるのだと思っています。

しかし、実際は違います。

親が自分の感情を安定させることができれば、それらの問題と冷静に向き合うことができます。

むしろ、それらが大した問題で無いことにも気がつくかもしれません。

さて、感情が安定しない要因として、他人との比較や自分の幼少期の家庭環境などがありますが、

中でも多くの人が当てはまるのは、「パートナーとの人間関係」だと言います。

以下は、ある子育てアドバイザーさんのエピソードです。

子育ての悩みに対して、どのような解決策を講じているかと聞けば、多くの人がそれぞれ的確な対処をされています。

しかし、「パートナーとの関係は良好ですか?」と尋ねると、

「1年以上手を繋いでない」

「行動すべてにイライラしてしまう」

「産後の恨みが残って離れない」

「「おはよう」や「おかえり」も言ってない」

といった答えが帰ってくるそうです。

確かに、気持ちはよくわかります。

お互いがそれぞれ、疲弊しながらも、家族のために頑張っているんです。

そんな中伝えた相談事が、なぜか不満や文句のように捉えられてしまい、気がつけば口論になっている。

話せば喧嘩になるから、どんどん会話が減っていく。

本当にね。なんでこうなっちゃうんだろう。って思いますよね。

とても難しい課題です。

だからこそ僕は、夫婦関係こそ、人間関係の最難関だと思っています。

話を戻しますが、子育てに大事なのは、親の感情です。

そのためには、全ての人とまでは言わずとも、我々はこの最難関と向き合っていかなければならないのだと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です