ぼーっとしている時の方が脳は働いている

【ぼーっとしている時の方が脳は働いている】
意識的に活動している時よりも、ぼーっとしている時の方が、脳はエネルギーを使っているというのをご存知でしょうか。
その差はなんと15倍にもなるそうです。
作業に集中しているときは、その作業をするためのごく限られた脳の部位に血流が集中し、その他の部位の働きは鈍くなります。
一方ぼーっとしているときは、その他の部位にも血流が行き渡り、より多くのエネルギーを消費します。
ちなみに、睡眠中も脳は活発に働いていますが、ぼーっとするのと寝るのは違います。
ぼーっとすることは、科学的にメリットがあることがわかっているので、その状態を意図的に作り出す技術が「瞑想」です。
さて、子供がぼーっとしているのを見たことがあるでしょうか。
声をかけても気づかなかったり、よだれが垂れるほどの無心状態です。
狙って瞑想するのは超高等技術ですが、意図せず無心になるというのは子供にはよくあることです。
もし、子供がぼーっとしていたら、意識が戻るまで眺めていてください。
「ちょっと!大丈夫?」なんて揺さぶってしまうのは、とても勿体無いことです。


