不器用な親であれ

【不器用な親であれ】
「器用な親」と「不器用な親」がいたとします。
子供が賢く、逞しく育つのはどちらの親でしょうか。
おそらく「不器用な親」でしょう。
反対に「器用な親」は、気をつけなければ先回りして子供の成長を奪ってしまうかもしれません。
ここで言う「器用な親」というのは、子供の悩みを即座に把握したり、状況に合わせた最善の解決策を提示できてしまう人のことです。
質問したら何でも知っていて、あらゆる危険から我が子を守り、決して不快な思いをさせず、性格も優しくて、おまけに子供を笑わせる能力もある。
こんな超ハイスペックな親の元で育ったら、それこそ子供は何不自由なく成長を遂げます。
甘やかしているつもりなど無くても、子供は親に甘えてしまうかもしれません。
そういう人は、不器用で察しの悪い親を演じるぐらいでちょうどいいのです。
「自分は親として要領が悪い」と感じていたとしても、子供の成長という観点から見れば、それは決して悪いことではありません。
「お父さん、お母さんはおっちょこちょいだから、僕がしっかりしなきゃ」
そう思わせることも、自立を育む方法の一つです。


