長い目と短い目

【長い目と短い目】

私はいつも、長期的な視点で子供と向き合うことの大切さを語っています。

例えば、「子供らしい」部分を悩む必要はありません。

イタズラが多いとか、人の話を聞けないとか、人見知りが激しいとかです。

そういうものはこれから成長していく中で、どんな形であれ社会に馴染んでいきます。

思春期が来る頃には、幼児期や少年期に悩んでいたこととは別の何かに悩むことでしょう。

「この子なら大丈夫」

そういう気持ちで、長い目で子供の成長を見守ってあげることが大切です。

一方、子供自身の気持ちになってみましょう。

彼らにとって重要なのは、短期的な視点です。

つまり、「将来にどう響くか」ではなく「今どれだけ楽しいか」が重要だということです。

遠回りや失敗、危ないことや無謀な挑戦。

大人からしたら変に見えることも、子供にとっては今を全力で楽しむための遊びです。

私たちは、そのサポートをする必要があります。

このように、長期的な視点と短期的な視点の２つを区別することが、子供の健全な成長に繋がるのだと私は思います。