子供の何を認めるのか

【子供の何を認めるのか】
承認の仕方について考えてみたいと思います。
承認には3つの段階があります。
第1段階は『Having』、持っているものを認めるです。
持っているというのは、出した結果も含みます。
例えば、「テストで100点をとったなんてすごいね」です。
第2段階は『Doing』、行動を認めるです。
「テストの点数が上がっていたね。勉強頑張っていたもんね」と、過程を認めます。
第3段階は『Being』、あり方を認めるです。
これは結果、過程を含めた存在そのものを認めるということになります。
テストに例えるのなら、仮に点数が悪くても、勉強不足がその原因だったとしても、子供を承認します。
親がその結果に不満があるかどうかは関係なく、本人がその結果と過程に何を感じたかが重要になります。
第1段階は、子供が結果を出さなければ認められません。
第2段階は、親が過程を見ていなければできません。
第3段階は、親がエゴを捨て、子供の心に寄り添う力がなければなりません。
皆さんは、どの視点で子供を認めますか。


