子供にダラけ癖はない

【子供にダラけ癖はない】

親というのは、子供がダラダラと過ごすことを心配します。

ダラけるぐらいなら、何でもいいからしてほしいと思います。

そのために、たくさんのものを与えようとするかもしれません。

しかし、よく考えてみると、子供にサボり癖などありません。

実際には困難かもしれませんが、仮に「完全な自由」が与えられたとしたら、子供がダラダラ過ごすことなど決して無いでしょう。

何をするのも自由、しないのも自由、そんな世界が目の前に広がっているのに、「面倒」という感情が生まれるはずがないのです。

なぜなら、興味のないことをしない自由もあるからです。

どれだけ体力を使うことでも、自分がやりたいことであれば苦ではありません。

例えば親に、「家のどこかにある踏み台を探してきて」と頼まれたら少し面倒です。

しかし、自分が高いところにある物を取りたい時に、踏み台を探すことは面倒どころか宝探しのようにワクワクするでしょう。

子供が無気力だなと感じたら、それは気力が無いのではなく、興味関心が無いのかもしれません。

本当に好きなことを見つけた子供はダラけることを知らないのです。

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