本当に価値ある体験とは

【本当に価値ある体験とは】
子供の頃の体験というのは、一生物の財産です。
「あの時、家族旅行で見た景色が今でも忘れられない」などといったことです。
体験の価値とは何なのでしょうか。
それは『感動』です。
感動する経験の何が素晴らしいのでしょうか。
それはきっと、『世界は楽しい』という実感です。
これをすることで体力がつくとか、実際に見ることで教養になるといった、能力を上げるための体験ももちろん大切です。
けれどもこのような鍛錬や学びというのは、「体験」というより日常的、習慣的にあるべき姿勢です。
やはり体験の真価は心動くことにあるのだと思います。
忘れられない思い出というのは、予測不能だからこそ生まれます。
想像を遥かに超えた光景、思いもよらないアクシデント、心臓が飛び出るほどの緊張、そのような自分の常識が覆る経験です。
親として、そんな価値ある体験を子供にはさせてあげたいものです。
世界は楽しいもので溢れている。
それを伝えることができたのなら、子供は自ら世界を探求していくでしょう。


