子供が本当に思っていること

【子供が本当に思っていること】
子供はわがままで、自分勝手です。
自己制御も上手くできませんし、道徳の知識も未熟です。
「だから、親がしっかりしなければ」
きっと、多くの人がそう思って子育てをしていることでしょう。
そんな日々の子育てにおいて、忘れてはいけない一つの心得についてお話ししたいと思います。
『子供が一番欲しいものは何か』ということです。
親に一番求めているものと言っても良いでしょう。
「そんなの子供によるでしょ」と思うかもしれませんが、もっと本質的なことです。
子供が一番欲しいのは、アイスクリームでもおもちゃでもありません。
無関係ではありませんが、自由や愛情ですらないのです。
欲しいのは『安心』です。
安心の中には、「見守られている安心」や「愛されている安心」。
「尊重される安心」「失敗しても許される安心」など様々な形があります。
重要なのは、それを子供は自覚していないということです。
自覚があっても、表現できないのかもしれません。
それでも一番欲しいものなので、欠如すれば心が不安定になります。
欠如しているのに「ほしい」と言えない。
「ちょうだい」と言えないから、別の形で表現するしかない。
このもどかしさが想像できるでしょうか。
なので、親が察してあげなければならないのだと思います。
冒頭の「親がしっかりしなければ」という意気込み、これは言い換えれば「緊張」です。
緊張というのは、安心とは真逆の性質を持ちます。
誤解のないように言いますが、「緊張」もまた子供が成長する上で必要な要素です。
大切なのは、家庭という安全地帯で緊張が緩む時間が不可欠だと言うことです。
家の外で「安心する」というのは、なかなかありません。
家から出たら、誰だって多少なり緊張します。
だからこそ家では、親の前では安心したいのです。
このメリハリが大事なのだと、私は思います。


