ごめんなさいがなぜ言えないのか

【ごめんなさいがなぜ言えないのか】

子供は素直です。

私の知る限り、彼らは悪いことをした時「ごめんなさい」を言うことができます。

わざとではなくても、相手を傷つけてしまったら、謝ることができます。

少なくとも大人は、子供にそうしなさいと教育するでしょう。

では、大人はどうでしょうか。

自分が間違った時、「ごめんなさい」を言うことができるでしょうか。

私も皆様と同様、日々の生活で様々なサービスを受けます。

サービスは人間が提供しているのですから、時に失敗や問題が起きて当然です。

それによってお客様に迷惑をかけることもあるでしょう。

そんな時、「ごめんなさい」が言えない方が多いと感じます。

前提として、私は自分が不快な思いをしたから、謝って欲しいと思っているわけではありません。

店員さんがどう行動するかは、私の課題ではありませんから。

その上で言います。

みんな、失敗を恐れているのだと思います。

失敗はダメなことだと、取り返しのつかないことだと思っているのです。

だから失敗を認めることができず、言い訳をしたり、他人に押し付けたり、誤魔化そうとします。

失敗は誰でもします。

とはいえ、それを認めるのは勇気がいることです。

ここで言う「勇気」とはなんでしょうか。

気合いがあれば、失敗を認めることができるのでしょうか。

そうではありません。

失敗を認める勇気とは、自分を信じる心、つまり「自信」です。

自信があれば、失敗をしてもセルフイメージは下がりません。

相手の信頼を裏切ってしまっても、その信頼を取り戻す努力ができます。

反対に、自信が無ければ、失敗を認めることができません。

だから、「ごめんなさい」がでてこない。

自分にも問題があるかもしれないのに、現実に蓋をして見ようとしない。

すると、相手からの信頼と同時に、自分への信頼も失っていきます。

そしてさらに、自信が無くなっていくのです。

失敗を認めて謝った時、相手が自分をどう評価するかは相手の課題です。

それはコントロールできません。

しかし、失敗をした時に誠実であるかどうかは自分の課題です。

「ごめんなさい」が言えるというのは、心が強い証拠なのだと思います。

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