しつけの原則

【しつけの原則】
子育てにおける、健全で効果的な「しつけ」とはどのようなものでしょうか。
必要なことを何も教えなかったら育児放棄ですし、過保護・過干渉は子供を自立から遠ざけます。
こうした、「言わなすぎ」「言いすぎ」という線引きだけでなく、必要な物事をどのように伝えるかという問題もあります。
子供が年下の子供を叩いた時、親がその子をしつけと称して叩くのは、伝え方が正しいとは言えません。
しつけの原則は「自然」であること、そして「正当」であることです。
先の例で言えば、しつけ方に自然さも正当さもありません。
叩かれた子が叩き返すのであれば自然ですが、大人が介入して子供を叩くのは不自然なことです。
それに、子供には「小さい子を叩くのは悪いことだ」と言っておきながら、自分は子供を叩いているのですから。
では例として、3歳の子がお皿を割ってしまったとします。
自分が割ったことには責任がありますから、片付けさせることは「正当」です。
しかし、3歳の子にガラスの破片を拾わせるのは「正当」かどうか怪しいところです。
とは言え、「邪魔だからあっちに行ってテレビを見てなさい」というのは「自然」なことではありません。
ならば、割れた破片を回収するための袋を持たせるというのは、どうでしょう。
これならば、私は「自然」で「正当」なしつけなように感じます。
私たちは人間ですから、誰しも間違いを犯します。
しつけ方にしても、きっと失敗の連続です。
ですから、原則を常に頭に入れ、「今の伝え方は不自然だったな」「正当じゃなかったな」と感じたら、素直に子供に謝ればいいのです。
このように、より良い伝え方を身につけていくことが、子供と一緒に成長するということではないでしょうか。


