好きになる・嫌いになるメカニズム

【好きになる・嫌いになるメカニズム】

皆さん、勉強は好きですか?

ここで言う「勉強」は、義務化された共通の学習です。

あなたの意欲や興味は関係なく、他人から「これを学習しなさい」と決められた学びのことです。

私は勉強が大好きですし、毎日勉強しますが、こういう学びは苦手です。

「無料で学べます」と言われても、全然ありがたくないですし、むしろ命の時間がもったいないと感じます。

仮に興味があったとしても、宿題を出され、さらには理解ができているかどうかテストまでされるとなると、さすがにやる気が失せてしまいます。

これが基本的な学校の学習の仕組みです。

もちろん、学校を否定したいわけではありません。

生きる上で必要な最低限の知識と、専門的な学びの基礎を培う場所であるからです。

しかし私が言いたいのは、この仕組みで子供は勉強を好きにはならないということです。

ゲームの学校があったとします。

ここでは、1時間目はシューティング系、2時間目はRPG、3時間目はリズム系のように、時間割とカリキュラムが厳格に定められています。

次のステージに進みたくても、周りの子のスピードに合わせなければならず、どのアイテムを使うか、どのルートを通るか、どうやって敵を倒すかは先生の言う通りにしなければなりません。

さらに、指定されたゲームを指定されたステージまで家庭で進めることを求められ、定期的に技術テストを実施され、ゲームに取り組む姿勢や授業態度を評価されます。

こんな仕組みがあったら、間違いなくゲームが嫌いになる子が続出します。

さらに、「こんなステージもできないの?」「センスないね」「ほら、また失敗した」と伝えれば、ゲーム嫌いはより確実なものとなります。

そんなゲームの学校がある世界で、勉強は全く逆の立場にあります。

できる時間が制限され、「もうそろそろやめなさい」と言われます。

そして、友達の間でめっちゃ流行っていて、どんな分野を選ぶかは本人の自由、誕生日やクリスマスにもらえるほど貴重で価値のあるものです。

きっと、勉強がやめられなくなるでしょう。

さて、何が言いたいのか。

私たちは、「勉強は面白くないもの」であり、「ゲームは面白いもの」という特性上の違いがあると思っています。

それは大きな間違いです。

ゲームも、勉強も特性は同じです。

ただ、好きなる仕組みにあるか、嫌いになる仕組みにあるかという、メカニズム上の違いなのです。

私たちは、どうすれば子供が物事を嫌いになるか、反対に好きになるか、その本質を理解しなければなりません。

そうしなければ、本人が好きで興味を持っている物事すら、嫌いなものにしてしまう可能性があるのです。

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