子育ての苦労は前倒しせよ

【子育ての苦労は前倒しせよ】
私は親として、まだまだ未熟者です。
長男は小学校にも上がっていませんし、女の子を育てた経験もありません。
また、10年以上も子供を教育する仕事を続けているとは言え、保育士さんや学校の先生のように、一人ひとりの子供と長い(ご両親と同等の)時間関わってきたわけではありません。
そんな私が言うのは烏滸がましいかもしれませんが、教育について毎日欠かさず考えているからこそ、お伝えできることがあります。
子供というのは、親に手をかけさせるのが当たり前ということです。
子供が親元にいる以上、どこかのタイミングで必ず手を焼くことになるのです。
手がかからない子なんていません。
私もあなたも、街ですれ違う親子も、多かれ少なかれ苦労しているのです。
そう考えた時、子育ての苦労は先延ばしにしないことが重要です。
子供は幼ければ幼いほどほど力が弱く、怪我の回復や心の切り替えが早いものです。
家を壊すこともありませんし、物を壊すにしても最小限の被害で済みます。
危ないことをして怪我をしても、ちょっとした傷ならすぐ治ります。
失敗しても、友達と喧嘩しても、少し時間が経てば気持ちを切り替えることができます。
それが大きくなってからでは大変です。
力はどんどん強くなりますし、心も不安定な時期に入るかもしれません。
ですから、早いうちに苦労した方がいいのです。
子供に対して何らかの理由で「うちの子、育てにくいな」と感じていたとします。
わがまま、乱暴、癇癪持ち、引っ込み思案、大袈裟、意地悪。
断言できることは、その子がそのまま大人になることは無いということです。
その時期に、全部吐き出させてあげるつもりでいればいいのです。
今この瞬間こそ、子供が人生において最も柔軟な時期です。
子供の行動に困った時は、「今のうちに出しちゃいなさい」ぐらいの心持ちが大切なのだと思います。


