集中するってどういうこと?

【集中するってどういうこと?】

皆さんは、物事に集中することは得意でしょうか。

何かの作業に集中して取り組みたいと思ったら、どんな工夫をするでしょうか。

そもそも、「集中している」とはどういう状態なのか、そんなお話をしようと思います。

結論から言いますと、「集中している」とは、「自意識が無い状態」です。

これにはまず、「自意識がある状態」を説明する必要があります。

例えば、あなたは今文章を読んでいます。

つまり、「自分は今文章を読んでいる」と自覚している状態になります。

これは自意識がある状態、つまり集中していません。

この状態だと人は、「そういえば、洗い物をしなきゃいけないんだ」「友達に連絡返すの忘れてた」といったように、目の前の作業以外のものに意識が散漫しやすい状態です。

では、「自意識が無い状態」とはどういうことか。

それは、「自分は今文章を読んでいる」という自覚が無い状態になります。

「自分は」という主語も、「読んでいる」という述語も無いのです。

本を読む方であれば、経験があると思いますが、ふと気づくまで「自分が本を読んでいる」という自覚が無くなる瞬間があります。

小説を読んでいるのであれば、その世界に完全に入り込んでいるような感覚です。

そしてこの感覚には、「深度」があります。

要は、どれだけ深く集中しているかという話なのですが、それは「どれだけ自意識が無くなっているか」とも言えるわけです。

つまり、「集中している」とは、『自意識が無くなるほど物事と同調(一体化)すること』なのです。

ここまで聞いてわかるように、人は「集中しなさい」と言われても集中できません。

「集中しよう」と思っている自意識がある限り、集中している状態からかけ離れていくからです。

「眠ろう」と思うほど眠れないのと同じです。

すべきことは、集中しようと思うことではありません。

ただ、目の前のものに意識を向けることです。

そして、それと同調していく感覚を掴むことができれば、自意識を制御し、とてつもない集中力を発揮することができるようになります。

やりすぎは注意です。笑

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