正しい子育てなんて無いけれども

【正しい子育てなんて無いけれども】
子供の育て方に『正解』はありません。
何がその子にとって最適な教育なのかは誰にもわかりませんし、それが正しかったかどうかを確かめる術もありません。
こだわればこだわるほど後悔が増え、周りを見て不安を抱くのかもしれません。
ですから、大切なのは「正しい育て方」をすることでは無いのです。
ここで言う「正しい育て方」とは、「これをするとより良く育つ」という育児法全てです。
あるいは、「これはしない方がいい」という物事を避けることも含まれます。
「そんなことを言ったら、何でもありじゃないか」と思ったでしょうか。
確かに、正解は無いのですから、「子育ては何でもあり」と言っても過言では無いのかもしれません。
ある一点を除いては。
私が考える、子育てにおいて大切なことは、「これだけは絶対にしてはいけない」という物事を決してやらないことです。
子供にとって良い教育というのは、考えていけばいくほど答えが分からなくなり、終わりの見えない迷路を彷徨うことになります。
知れば知るほど、「知らない方が良かった」と思うことすらあります。
しかし一方で、「これだけは絶対にしてはいけない」という物事は、案外明確なものです。
例えば、虐待です。
中でも身体的虐待は、いかなる場合であれ、子供にとってマイナスしかありません。
その他にも、ネグレクト(育児放棄)など、「絶対にやってはいけない育児」というのは、きっと数えるほどしか無いでしょう。
育児において大切なのは、こうした地雷を踏まないことであり、それ以外の「やった方がいいこと」「やらない方がいいこと」というのは、ほとんど「悩んでも仕方のないこと」ばかりだと思います。
子育てに正解はありません。
強いて言うなら、絶対的な過ちを避けることだけが唯一の正しい子育てなのです。
子育てというのは、大変ですがシンプルです。
それを複雑にしてしまっているのは、私たち親の心なのかもしれません。


