練習で全てが決まっている

【練習で全てが決まっている】

私は幼い頃から体操競技を続け、様々な大会に出場してきました。

中でも、大学生時代が最も良い競技成績を残した時期になります。

私は4年間、大会で大きなミスを一度もしませんでした。

また、大会出場をかけた部内選考会においても失敗したことはありません。

とんでもなく、勝負所に強かったのです。

チームメンバーからも、監督からも、「お前は失敗しないでしょ」と言われていました。

その言葉も十分プレッシャーでしたが、私は動じませんでした。

私は、大会が好きで、楽しくて仕方ありませんでした。

そしていつも自信満々に演技をし、自分のパフォーマンスを100%出し切ることができました。

なぜ私が、勝負所で緊張に打ち勝ち、自分の持つパフォーマンスを最大限に発揮することができたのか。

それは、悔いが残らないぐらい練習したからです。

「こんなにやったのだから、もうやり残したことは無い。

あとは、この舞台を楽しむだけだ。

怖気付いたら、ここまで練習してきた自分に失礼だ。

思い切って、全力で演技しよう」

いつも、こう思って演技していました。

「失敗しないように」と考えて演技したことはありません。

もし失敗したら、それは実力です。

試合で成功するか、失敗するかは、練習の時点で決まっているのです。

仮に、不安な要素があったとしても、それは今さらどうしようもありません。

試合になると成功確率が上がったり下がったりすることなど無いのです。

ですから、受け入れるしかありません。

自分を信じて、もうやるしかないのです。

試合の時に、「成功するかな?」「失敗するかな?」なんて考えていたら本当に勿体無い。

チームメンバーにも失礼です。

人は、できることしかできません。

ですから、自分にできることを、胸を張ってやればいいのです。

これが、自分の力を100%発揮するということです。

大会が終わった後に、「自分の実力を出しきれなかった」と思う時があるかもしれません。

それは違います。

その結果こそが実力なのです。

私は社会人になって1年目、5年ぶりに大会で失敗を経験します。

十分に練習ができず、自信が持てなかったのです。

学生時代の仲間からは、「お前が試合で失敗するの初めて見た」と言われました。

とても悔しかったですが、私にとってはこれも良い経験でした。

きっと、「戦う前から負ける」というのは、こういうことを言うのだと思いました。

もし、勝負所で実力を発揮できないという人がいたら、それは勝負所に問題があるのではありません。

勝負所で自分に打ち勝つためには、これ以上ないぐらい練習すればいいのです。

テストも同じです。

本番に気合いを入れる必要はありません。

日頃どれだけ本気で勉強しているかが重要なのです。

練習が全てだと、私は思います。

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