育児の何を頑張るべきなのか

【育児の何を頑張るべきなのか】
育児とは、大変です。
それは間違いありません。
しかし、「そんなに頑張りすぎる必要はない」という場面も少なからずあると思います。
皆さんは、どこに力を入れ、どこの力を抜く意識をされているでしょうか。
この点において、軸がしっかりしていると、子供は伸び伸びと安心して自立に向かって健全に成長していけると、私は思うのです。
まず、頑張らなければならないこと、それは「無条件で我が子を愛すること」です。
子供がどんな特性を持っていても、どれだけ悪いことをしても、行動が理解できなくても、
決して他者と比べず、親の都合を押し付けず、「ありのままのあなたを心から愛している」と全身全霊を持って表現することです。
なぜあえて「頑張る」と表現しているか。
「我が子を愛するのに頑張る必要なんてない」と考える人が多いと思います。
まさにその通りです。
我が子を愛していない親などいません。
しかし大切なのは、親がどう思っているかより、子供がどう感じているかなのです。
子供が心から、「自分は親から愛されている」と実感しているかどうかです。
反対に言えば、親がどれだけ愛を持っていても、子供が「自分は親から愛されてない」と感じていたら、それは愛情が足りないのです。
私たちは、子供が自分の愛を受け取ってくれることを期待してはいけません。
それは子供任せな考えです。
「なぜこんなにも愛しているのに、あなたはそれに答えてくれないの」という不満に繋がるでしょう。
無償の愛とは簡単なことではありません。
それに非常に深い概念だと思います。
ですからあえて、頑張るべきこととして挙げたのです。
私たち親は、この課題に真剣に向き合わなければならないでしょう。
では、頑張りすぎなくて良いこととは何でしょうか。
例えば、以下のようなものです。
好き嫌いなく食べさせるとか、言葉遣いを正すとか、学校での生活態度を心配するとかです。
それは、子供の課題だからです。
親が頑張るべきことではありません。
力を抜いて良いのです。
話をまとめたいと思います。
育児において、親が頑張らなければならないのは「子供が望んでいること」を叶える努力です。
そして子供が一番望んでいるのは、親からの愛情です。
念のため言っておきますが、おもちゃやゲームやお菓子を買い与えるのは、子供の望みを叶えたことにはなりません
それは、子供が望んでいる普遍的なものではないのです。
一方、頑張りすぎなくていいことというのは、「子供がすべきこと」の方です。
親が力を入れすぎれば、子供は窮屈な思いをします。
ですから、無理にやらせようとする必要はありませんし、「できるようになる」と信じて見守ってあげれば良いのです。
私たちは、気がつくと頑張りすぎなくて良いところばかりに気を取られ、本当に大切なことを疎かにしてしまうことがあります。
肩の力を抜いて、子供と向き合っていきたいですね。


