愛情の根本は自己愛

【愛情の根本は自己愛】
愛情とは本来、『相手を幸福にできることを自分の喜びとする』気持ちです。
自分だけが喜ぶことも、自分を犠牲にして相手を喜ばせることも愛情ではありません。
「あなたが喜ぶ姿を見ると私も嬉しい。だからあなたの喜ぶことをしてあげたい」
これが、成熟した愛情の形なのです。
一方で人は、「自分が愛されたい」「自分を大切にしたい」という『自己愛』の気持ちも持っています。
例えば恋愛というのは、しばしば自己愛からスタートします。
「この人のを愛している」と思いながら、「この人がいないと私が寂しい」という気持ちがあるのです。
そして「この人は私を喜ばせてくれない」と感じた時、その恋愛は”冷め”たりします。
自己愛が満たされなかったから、愛情が芽生えなかったのです。
さて、赤ちゃんは自己愛の塊です。
ですから、「自分を見て」「自分を大事にして」というメッセージを送り続けます。
その自己愛を存分に満たしてあげることができたのなら、その子は愛される喜びを知るでしょう。
そして、人から愛される喜びを知った子は、人に愛情を注ぐことができるようになります。
自分の与えた愛情によって、相手が喜ぶ姿を見て、幸せを感じることができるからです。
これが、幸せを分かち合うということです。
人は誰しも、自分への愛が満たされてからでないと、「他人に愛情を注ぐ」という次のステップに進めません。
ですから、愛情というのはバトンリレーなのです。
私たちが愛情を育んだ分だけ、子供たちは将来、人を愛することができるということです。


