早期英才教育をする上で大切なこと

【早期英才教育をする上で大切なこと】

日本の教育というのは、画一的で競争重視なものです。

「みんなが同じことをするのが良い」という考えが根本にあり、優劣をつけ順位を明確に数値化します。

これは、決められた土俵の中で勝ち残れる子供だけが成功するというシンプルな構造です。

優劣を明確につけるという点では、アメリカやイギリス、フランスはさらに顕著です。

一部のエリートを育てることが目的なので、子供の間で学力の格差が広がります。

これらの国で共通して言えることは、同じ土俵で敗れた子、あるいは土俵がそもそも合わない子に対する救済措置が弱いという点です。

どんなに優れた才能を持っていても、画一化された学校教育の中で結果を出せなければ、その子は自信を失ってしまいます。

その証拠として、日本をはじめとした以上の国々では、国全体で見ると学力が低下し、失業率が高く、仕事に就けない若者が増えているのです。

今、エリートを育成するための早期教育が盛んに行われています。

むしろ、早期英才教育は「やって当然の教育」として定着しつつあるのかもしれません。

例えば、小学校に入る前から、先行的に初等教育を受けさせるというものが代表的です。

そうしなければ、競争に勝てないからです。

つまり早期英才教育というのは、今や「エリートを育てる教育」というより、「遅れをとらないための教育」として、立場を確立しているのです。

さて、私は競争を否定しません。

競う経験、勝つ(負ける)経験は、成長期に必要だと考えます。

しかしそれは、自分が『立ちたい土俵』がある前提なのです。

「勝つ自信もない」「上手くできない」「やりたくない」という競技に、無理やり参加させられても、子供がそこから何かを得ることはありません。

反対に「楽しい」「やってみたい」「あの子に追いつきたい」という気持ちがあれば、競争には意味があり、負けることにも価値が生まれます。

子供への教育というのは、「合う・合わない」が必ずあります。

ですから、早期教育をするのであれば、子供の興味のあること、やりたいことに集中するのが最もパフォーマンスが高くなります。

画一的な教育を早期から始めても、それは子供にとって負担にしかなりません。

そもそも学校教育というのは、子供の脳の発達段階に対して適切な学びを、適切な時期に行うように設計されているのです。

子供が「算数に興味がある」と聞いたら、親は嬉しいでしょう。

興味がなくても、「算数ぐらいできてほしい」と願うのですから。

しかし極端な話、子供が算数に興味がなく、数学的思考力に乏しいのであれば、その子に数学力を求める必要なんて無いのです。

その子に対して、算数のお勉強をさせても、ほとんどプラスにならないでしょう。

早期教育なんて、以ての外です。

何に興味を持っているのか、それを見極めるのが早期教育なのです。

好きなことを存分に学べる、子供にとってこんなに幸せなことはありません。

そんな学びとの出会いこそ、幼児期にすべき早期英才教育の本質なのだと私は思います。

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