反対語が大事

【反対語が大事】

突然ですが、「入れ物」の反対語は何でしょうか。

「出し物」でも、「入れない物」でもありません。

答えは「中身」です。

このように、世の中の物事には、反対の概念があります。

もちろん、「りんご」や「コップ」といった具体的なモノには、反対語が存在しない場合もあります。

では次に、「働く」の反対語は何でしょうか。

「反対語」と言うからややこしいのですが、「働かない」という状態が何であるかを考えて欲しいのです。

ある人は、「怠ける」だと考えるかもしれません。

すると、働いていない状態は悪いことになります。

では、「休む」だと考えたらどうでしょう。

これならば、働いていない状態は決して悪いことではありません。

休息という大事なことをしている状態です。

つまり、反対語の解釈によって、評価が正反対になってしまうこともあるのです。

こうした視点を持っておくことは、子育てにおいても非常に重要です。

もう一つ、問いを投げかけたいと思います。

「勉強する」の反対は何でしょうか。

「勉強」をどう定義するかによりますが、「学ぶ」という広い範囲で捉えてもらって結構です。

「怠ける」「休む」「遊ぶ」「サボる」など、様々な意見があると思います。

私なりの答えは、「無関心」です。

私は、勉強というものを、人間なら誰しもが持っている「知的好奇心」を満たす行為だと捉えています。

「知りたい」「試したい」「触れたい」という、根源的な欲求です。

ですから、これを封鎖した状態である「無関心」こそ、「勉強」の反対側だと考えました。

ここで強調したいのは、「遊ぶ」も「休む」も、決して「勉強」の反対ではないということです。

「怠ける」「サボる」も同様です。

これらは、子供が学ぶための回復行為かもしれません。

それどころか、「遊ぶ」=「学ぶ(勉強)」であり、怠けているように見えて学んでいるのかもしれません。

勉強に関して言えば、私は、子供が無関心になる状態を作らないことが大切だと思います。

反対の物事を考えていくと、子供が今どういう状態なのかが見えてきます。

それが悪いことなのか、それとも気にするほどでもないのか。

皆さんは、どのように考えますか。

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