信頼があれば心は軽くなる

【信頼があれば心は軽くなる】
皆さんは、「沈黙が怖い」と感じたことはあるでしょうか。
私はあります。
沈黙すると、「何か話題を考えなきゃ」という気持ちになるのです。
あまり関係の深くない人と食事をする時など、まさにそうです。
沈黙が怖いのは、「つまらないんじゃないかな?」「退屈に感じてないかな?」「気まずいと思ってないかな?」と想像するからです。
一方で、親しい友人といる時は、沈黙など怖くありません。
妻といる時もそうです。
会話の途中で沈黙が流れることなど、ごく普通のことです。
それはきっと、お互いを信頼しているからなのだと思います。
さて、気分が乗らない物事が待ち構えているとします。
人によっては、仕事や学校がそうかもしれません。
また、発表会があるとか、スピーチをするとか。
なぜ、気分が乗らないのかというと、不安があるからです。
仕事や学校が不安なのは、与えられた業務や勉強ができないからではありません。
そんなことは関係ないのです。
仕事や勉強ができない時、それを認めてくれない人や、認めない自分がいるから不安なのです。
発表会も、スピーチも同じです。
自分の発表や発言が他者に認められるかどうか、自分の出した結果を自分が認められるかどうかが不安なのです。
ある心理学では、このように言います。
人生の不安はすべて、人間関係の不安である。
とても本質的な意見だと思います。
そして、人間関係の不安を解消するための、重要なキーワードこそ、『信頼』なのです。
信頼とは、「他人への信頼」と「自分への信頼」両方です。
具体的にいうのなら、仕事が理想通りにこなせないとしても、「精一杯やった自分を仲間はきっと認めてくれる」という信頼です。
これは、あらゆる物事に当てはめられる考え方です。
人と雑談をする時も、自分の意見を発表する時も、新しい環境で何かにチャレンジする時も、商品を販売する時も、必要なのは知識・技術・経験よりも、相手への信頼なのです。
信頼し合える関係があれば、心が軽くなります。
そして、相手が私を信頼してくれるかどうかは、私が相手を信頼できるかどうかにかかっているのです。


