直接褒めるより効果のある褒め方

【直接褒めるより効果のある褒め方】
皆さんは、「陰口」をご存知だと思います。
では、自分の陰口を言っているところを、目撃してしまったらどんな気持ちになるでしょうか。
きっと、直接悪口を言われるよりも、ずっと辛い気持ちになるのではないでしょうか。
人は、本人に対面した状況では、なかなか本心を伝えられないものです。
本当は否定的な意見を持っていても、相手に気を遣って「あなたが正しい」と言うかもしれません。
一方、陰口では本心を語ります。
それを分かっているからこそ、陰で悪口を言われるのは苦しいのです。
ではもし、陰で褒められていたとしたらどうでしょうか。
想像してください。
仏頂面で、普段は全く褒めてくれない父親がいたとします。
母親もまた、何事にも口を挟み、よく指摘をします。
その父と母が、夜にリビングで息子の話をしているのです。
その会話を、息子は偶然聞いてしまいました。
「あの子は、器用でひたむきね。
物事をコツコツ積み重ねて、最近は成長していると思うわ。
普段はキツく当たってしまうけど、本当はとても嬉しいの」
ああ、消極的なようだが、根性はある」
「まあ、本人がいないところでは素直に褒めるのね」
「褒めたわけではない。事実を言っただけだ」
こんな会話を聞いた息子は、どう思うでしょうか。
嬉しくてたまらないはずです。
直接、「あなたは器用ね」「最近成長してるよ」と言われるよりも、何倍も嬉しいのです。
理由は先ほど話したことと同じです。
人は陰で、本心を語ります。
その根拠は、嘘をつく必要がないからです。
とはいえ、偶然このような状況になることは稀でしょう。
なので、普段から使えるテクニックをご紹介します。
本人のいる前で、他人に報告するというやり方です。
例えば、家族でご飯を食べている時、母親が父親に対してこう言うのです。
「ちょっと聞いて。
この子、今日縄跳びの練習を30分も頑張ったのよ。
あんなに一生懸命頑張ってる姿見たら、私、感動しちゃった。」
このように言うと、本人に直接「今日は縄跳びの練習を30分も頑張ったね。ママ感動したわ」と言うよりも心に響きますので、ぜひご活用ください。
何にせよ、人の陰口は封印し、すべきは陰褒めです。


