勉強の楽しさに気づく方法

【勉強の楽しさに気づく方法】
学ぶ楽しさとはなんでしょう。
それは、「知らないことを知る喜び」です。
では、勉強の楽しさとは、なんでしょうか。
それを言葉にするなら、きっとこうなります。
「難しい問題が解けた時の心地よさ」です。
この、「知る」喜びと「解ける」喜びが重ね合った時、勉強を深めることができるようになります。
それに気づけた子は、科目によって好き・嫌い、得意・不得意はあれど、学校の授業も、宿題も、テストも大好きになります。
では、どうすれば子供は、そんな『勉強の楽しさ』に気づくことができるのでしょうか。
そのために必要なのは、「好奇心を満たす心地よさ」を教えてあげることです。
いや、それは少し違いますね。
わざわざ教えてあげる必要などありません。
子供は生まれながらにして、好奇心のかたまりです。
そして、その好奇心を満たした時、悦びを感じる心を持っています。
「小石を川に投げ入れたらどうなるだろう」と好奇心が騒ぎ、水しぶきとともに響く「ぽちゃん」という音を聞いた時、「問題が解けた心地よさ」を感じるのです。
そして、「もっと大きな石を投げたらどんなことになるのか」と、興味が深まっていくのです。
「そんな危ないことはするべきではない」と考える人もいるかもしれません。
しかしながら、子供が好奇心を持つことは、往々にして危なっかしいこと、残酷なこと、汚いこと、下品なことです。
大人の物差しで測る「健全な行動」というのは、子供の内から溢れ出した好奇心ではありません。
安全で、慈悲深く、清潔で、上品な好奇心だけを尊重し、そのフィルターに絡め取られた行動を制限することを、「好奇心の芽を摘む」と言うのです。
そうすることを否定はしません。
しかしながら、そうして育った子供が、勉強することの楽しさに気づくかどうかは疑問です。
もしも、子供に「学ぶ喜び」を知ってほしい、「勉強の楽しさ」を知ってほしいと願っているのだとしたら、子供の子供らしい好奇心を見守る勇気が必要です。
それはきっと、簡単なことではないでしょう。
それでも、見守る価値のあるものだと、私は思います。


