「おまじない」ではなく「科学」

【「おまじない」ではなく「科学」】
おおかわ体操クラブには、『キッズスローガン』という5つの合言葉があります。
子供たちには、「魔法のあいことば」と伝えることもあります。
それは、このようなものです。
・失敗は成功のもと
・何度でも挑戦
・必ずできる
・仲間を認める
・目指すのは世界一
この言葉を、毎レッスン大きな声で唱えます。
さて、「魔法のあいことば」と聞くと、なんだか「おまじない」のようですが、それは違います。
「おまじない」は漢字で書くと「お呪い」です。
「のろい」と同じ漢字ですが、意味は違います。
語源は「交なう」で、神様や霊などの存在と人が交わることで、その不思議な力で、災いや病気を退けたり、願いを叶えたりすることを指します。
キッズスローガンは、神様の力を借りるような「おまじない」ではありません。
これは、脳科学に基づいた根拠あるプログラムです。
その理由をお話ししましょう。
脳には、「言葉と現実のギャップを無くそうとする」という特徴があります。
つまり、無意識下で「言ったこと」を実現しようと働くのです。
「できる」と言えば、脳は「できるようにしよう」と働きます。
反対に、「できない」と言い続ければ、脳は「できないようにしよう」と働きます。
別の例を出しましょう。
嫌いな人がいたとして、その人のことを「いい人だ」と言ったり、「彼のことを尊敬していて」と話したりすると、不思議とその人の良いところや尊敬できるところが見えてきます。
「あいつはダメなやつだ」「私は本当にあの人が苦手で」と言っていたら、脳はその人のダメな部分、苦手な部分に注目しますから、「やっぱり嫌いだ」という結果に結びつくのです。
「失敗は成功のもと」と言えば、「失敗は悪くない」「成功するために必要なものだ」と脳が認識します。
「何度でも挑戦」と言えば、挑戦していない自分とのギャップを無くそうと、動き出します。
このように、ポジティブな言葉は、どんどん口にした方が得です。
とはいえ、こういうのは照れ臭かったり、年頃になったら恥ずかしかったりします。
だから、おおかわ体操クラブのレッスンの時だけでも、みんなと一緒に言うのです。
科学の力と言うと、少々堅苦しいですが、キッズスローガンはそれだけ根拠のあるアプローチです。
「お家でも言っています!」と教えてくださる方もいらっしゃいますが、それは本当に素晴らしいことだと思います。
綺麗事は、言ったもの勝ちです。


