教育方針は違って良い

【教育方針は違って良い】
子供のいる家庭において、教育方針の相違が、夫婦喧嘩の最大の原因の一つというデータがあります。
「教育方針の相違」とは、例えば以下のようなものです。
・厳しく叱るのか、共感するのか。
・危ないから止めるのか、経験させて学ばせるのか。
・手伝ってあげるのか、自分でやらせるのか。
・勉強優先なのか、遊び優先なのか。
・スクリーンタイムを自己管理させるのか、親が管理するのか。
こうしたものが、夫婦で完全に一致することは難しいでしょう。
また、どれほど方針を決めようとも、”程度”までは決められません。
状況によって、これは叱る範囲なのか共感する範囲なのかは見る人の感じ方、捉え方、価値観によって変わります。
要するに、教育方針は一致しないのが当たり前ということです。
では、子供にとって、父親が言っていることと、母親が言っていることが違うのは良いのか。
結論を言うと、全く問題ありません。
こう言う時、お父さんは怒るけど、お母さんは許してくれる。
でも別の時は、お父さんは許してくれるけど、お母さんは怒る。
これは子供にとって、混乱にはなりません。
夫婦がそれぞれ、一貫性を持って子育てにあたっていれば、何も問題は無いのです。
問題なのは、1人の人間の言っていることに一貫性が無い場合です。
同じ状況なのに、気分で怒ったり許したりする、これは間違いなく子供が混乱します。
さて、ここまでの話をまとめるとこうなります。
夫婦間で教育方針の完全一致は難しい。
子供にとって、父親と母親の言っていることに違いがあるのは、問題ない。
ここで、一つの答えが見えてきます。
夫婦で教育方針を完全に一致させようとすること自体が、問題を孕んでいるということです。
かくいう私も、妻と教育方針は一致しません。
教育に限らず、何にお金を使うかも、趣味も好みも、全く違います。
ですから、妻が子供とどう接しようが、彼女自身の価値観に沿って行動すれば良いのです。
大切なのは、夫婦が完全に一致した行動を取ることではありません。
自分の価値観と行動が一致することなのだと、私は思います。


