男女差は面白い

【男女差は面白い】
男性と女性の脳の違いについて、私はこれでもかというほど学んできました。
「男女平等」の名の下に、この真実から目を背けていては、いつしか人間関係は崩壊します。
ですから男性は、女性と自分を同じように扱ってはいけませんし、
女性は、男性が自分と同じように物事を見ていると考えてはいけません。
同時に、男の子と女の子の育て方(育ち方)は違います。
野生に近い子供の方こそ、その違いは顕著だと言えます。
では、どのように違うのか。
この短い文の中で、具体的に語ることはできませんので、大まかなところをお話したいと思います。
まず、構造の話をします。
脳にあるそれぞれの器官に違いはありません。
当たり前ですが、男女それぞれに脳幹があり、大脳辺縁系があり、小脳がありと、構造上の違いは無いということです。
つまり、男性にできることは女性にもできますし、女性にできることは男性にもできます。
ですから、例えば、男性にも育児が務まりますし、女性にも取締役が務まるのです。
その上で、違うのは「優先回路」です。
「とっさにどの行動を優先するか」という初期設定に違いがあるということです。
全く同じハードウェアを持ち、同じソフトウェアを搭載しながら、「何を優先するか」という設定だけが大きく異なっている、それこそが男女の差なのです。
膨大にあるものの中で、一つの例を挙げます。
これも、必ずしも当てはまるものではありません。
脳には、「とっさに『遠く』を選択する脳」と、「とっさに『近く』を選択する脳」があります。
多くの男性は前者に、多くの女性は後者に初期設定されています。
理由は明白です。
男性脳は「狩り仕様」に、女性脳は「子育て仕様」に初期設定されているのです。
その方が生存可能性が上がり、多くの遺伝子を残せるからです。
どちらが上も、下もありません。
どちらも、人類に不可欠な機能です。
男女というのは、とっさに「別の装置」として、カウンターバランスを取り合うペアなのです。
家族に危機が迫った時、片方は遠くの危険物に対して瞬時に照準を合わせ対処でき、もう片方は目の前の大切なものから一瞬たりとも意識を逸らさず守り抜く。
大切なものは、二つの機能が揃わないと守れません。
「とっさ」が違うからこそ連携が取れるのです。
しかし、「とっさ」が違うからこそ、イラッとしやすいのも事実。
とっさに遠くの目標に潔くロックオンする男性。
キッチンに行く時はキッチンしか見えない、お風呂に入る時はお風呂しか眼中にない。
キッチンに行くついでに汚れたコップを持っていこうとか、さっき脱いだシャツをお風呂に持っていこうとか、つゆほども気づかないのです。
結果、やりっぱなし、脱ぎっぱなし、置きっぱなしの「ぱなし」癖。
あれは、やる気がないのではありません。
とっさに「遠く」を選択する脳の、麗しい才能なのです。
面白いことに、男性でも”意識”すれば、これを改善できます。
初期設定を理性で封じ、遠くではなく近くを見ようと、マルチタスクをこなそうとすることはできるのです。
しかし、今度はその目的に集中するので、「言われたことしかやらない」と、女性をさらにイライラさせたりもします。
これは、なんの呪いでしょうか。
ですが、これを知っているだけで、天と地の差です。
学んでいるだけで救われます。
目の前で起きている不可思議の正体は、実はシンプルなのです。


