親も完璧じゃないんだ

【親も完璧じゃないんだ】
子供から見た親は、「なんでもできる存在」です。
親は、自分にはできない色々なことができて、自分の知らないことを色々知っています。
自分は、間違えると注意され、失敗すると叱られたりもします。
一方親は、自分のような過ちを犯しません。
「お父さん、お母さんは、きっと完全無欠なのだ」
それが、多かれ少なかれ、子供の持っている印象です。
このような感情は、大人への「憧れ」につながるかもしれません。
しかし、子供にとってはプレッシャーになっていることも忘れてはいけません。
現代は特に、「失敗してはいけない」という空気が強いです。
今回は触れませんが、今は、なんでもかんでも、先回りして問題を解消しようとする仕組みがたくさんあります。
「完全無欠な両親の元で、失敗の許されない社会を生きている」
もしも子供がそのような感情を抱いているのだとしたら、それほど窮屈なことはありません。
これでは、才能を開花させるどころか、ほんの些細なことにも挑戦できないと思います。
子供は羽を伸ばさなければなりません。
「失敗を恐れず挑戦する」と言うより、「後先考えず行動する」ぐらいでちょうど良いのです。
そのためには、まず、「親も完璧じゃないんだ」と知ることが大切です。
親も失敗をしますし、喧嘩だってします。
そして何より、親も昔は子供でした。
字が下手で、勉強が嫌いで、ゲームばっかりしていて、よく大人から怒られたのです。
幼稚な失敗を繰り返し、何もできない状態を経て、大人になった今、色々なことができるようになったのです。
実家に帰った時は、アルバムを開きながら、それを伝えてあげましょう。
子供にとって、「お父さんお母さんも、自分ような子供時代があったんだ」と知ることは、非常に大きな意味を持ちます。
まず、「失敗してもいいんだ」「今はできなくても大丈夫なんだ」という安心感を得ることができます。
そして、「いつか必ず、お父さんお母さんのように色々なことができるようになるんだ」という希望を持つこともできるでしょう。
一度話したぐらいでは、子供は忘れてしまいます。
ことあるごとに伝えましょう。
親も完璧じゃないということを。


