失敗はコスパがいい

【失敗はコスパがいい】
物事に対して同じ労力を費やした場合、その結果が成功したか、失敗したかによって「学び」の量は段違いです。
結論を言うと、失敗体験の方がより多くのことを学ぶことができます。
成功体験から得られるものは、「自信」です。
この「自信」というのは、「そのやり方で良かったんだ」という結果と言い換えてもいいでしょう。
悲観的に考えれば、間違ったやり方をしていても、偶然成功した結果だったとしても、その過ちに気づかずに処理されてしまいます。
仮にその過ちに気づけたとしても、「どうにかなった」という結果は、慢心を招くかもしれません。
一方、失敗体験から得るものはネガティブです。
「後悔」「挫折」「憤慨」「羞恥」「自責」
こうした思いです。
ネガティブ感情は、ポジティブ感情よりも、格段に強いエネルギーを持っています。
よって、より強く記憶に刻まれます。
次に同じことをやろうとした時、失敗経験の記憶が呼び覚まされ、「あの時のようにならないようにしよう」と心がけます。
このように、失敗経験というのは、おいしいのです。
もちろん、あえて失敗しても何の意味もありません。
成功させるつもりで、全身全霊で取り組むことが大前提です。
本気で向き合う中で、思いがけないところでつまづいてしまうことに意味があります。
他人に迷惑をかけ、場合によっては罵倒され、信頼が損なわれ、プライドが傷つき、逃げ出したくなるような経験にこそ、価値があるのです。
大勢の前で、大きな声で、自信満々に発した答えが、突拍子も無い間違いだった時が良いのです。
心底、恥ずかしい思いをしたのなら、その時の答えを生涯忘れることは無いでしょう。
失敗経験こそが、人を大きく成長させます。
それが大失敗であればあるほど、貴重な経験なのです。
成功が人生を変えることはありません。
失敗だけが人生を変える可能性を持っています。


