嫌いだと思えば

【嫌いだと思えば】

昨日、スタッフのさやま先生が、生徒にこんな話をしていました。

自分は猫が嫌いだったと。

その理由は猫に引っ掻かれた過去があったから。

それで、色々な猫に会うたびに、猫は自分に嫌なことをする。

「やっぱり猫はだめだ」と思うようになった。

ところがある日、(経緯は省きますが)家に猫がやってきた。

最初は、「ふざけるな!」と思ったが、一緒に過ごしているうちに、可愛いと思えるようになってきた。

すると、猫は自分に嫌なことをしなくなった。

きっと、自分の「嫌い」という気持ちが、猫たちに伝わっていたから、猫は引っ掻いたり噛みついたりしてきたのだ。

猫には、人の気持ちが分かるんだねと。

いい話だなあと思いながら、聞いていました。

私は、この話を聞いて、人と人の関係もそうだと感じました。

こんな聞き方は不躾ですが、皆さんは、「嫌いだ」と感じる人がいるでしょうか。

嫌いとまでは思わずとも、「苦手だな」「不快だな」「気に入らないな」と感じる人はいるかもしれません。

そうした内なる感情は、言葉にせずとも、必ず相手に伝わります。

「嫌われている」と感じれば、相手は閉塞的で批判的なコミュニケーションをとろうとします。

人を嫌いになるのには、必ず何かきっかけがあります。

猫に引っ掻かれたというように。

しかし、「引っ掻かれたから嫌いだ」と思っていれば、相手はまた引っ掻いて来るのです。

それが、関わっていく中で「引っ掻いてくることはあったけど、可愛いやつだ」と思えるようになったら、不思議なことに相手は引っ掻いて来なくなります。

これを乗り越えた関係が、「親友」だったりするわけです。

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