価値観と向き合う

【価値観と向き合う】

人の価値観は経験で決まります。

何が大切で、何が許せて、何が正義なのか、それらは後天的な経験(環境)によって積み上げられます。

例えば大川家の次男、こときは、クローゼットの折れ戸に指を挟んで爪が剥がれたことがあります。

爪が完全に復元するまでは半年以上かかりました。

これによって僕たち夫婦の間に、

「子供をクローゼットの近くで遊ばせると爪が剥がれる危険がある」

という思考が実体験を元に形成されます。

まさに経験から得た教訓です。

しかし、「子どもがクローゼットを空けたり閉めたりすることは悪いことである。」

という価値観を持ってしまうのは間違いだと思います。

それは視野が狭くなってしまっている証拠です。

痛みを知ること、危険を知ることは生きる上で欠かせません。

恐怖やリスクと向き合ってこそ、人は成長できるのです。

確かに価値観は経験の蓄積によって形成されます。

しかし本質から反れた価値観を持ってしまうことは避けなければなりません。

成功体験も、失敗体験も、広い視野で受け止めていきたいですね。

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