先回りを堪えることができるか

【先回りを堪えることができるか】
未来は遠くを見ようとするほど難しいです。
つい、ほんの数秒後、数分後の未来ばかり見てしまいます。
遠くを見ようとしても、せいぜい明日のことまでで頭がいっぱいです。
子育てもそうかもしれません。
我が子が大人になった時のことを意識して関わるのは、本当に難しい。
難しいけれども、大事なことです。
子育てにおいて、親が子供に伝えることは、全て『基礎』です。
人生は、大人になってからの方がずっと長いのですから。
例えば、「人を傷つけない」という教育は、大人の価値観を押し付けてしまいがちです。
子供の純粋な行動に対し、「失礼だからやめなさい」「迷惑だからやめなさい」と言うことがあるかもしれません。
そのように教えていくのは大切なことかもしれませんが、本当に重要なのは、子供自身が相手の感情を想像できるようになることです。
それが「人を喜ばせる」という、さらに高度なテクニックに繋がる土台となります。
先回り教育は、往々にして基礎を身につける機会を奪ってしまいます。
遠い未来を見る意識で、子供と関わっていきたいものです。


