仁と礼

【仁と礼】
以前「礼」とは何かという話題をお話ししました。
以来、僕自身もさらに礼について学びを深めているところです。
礼に関する言葉として、「仁」があります。
これを理解せずに、礼は語れません。
双方の違いを一言で説明すとこうなります。
「仁」とは内面の思いやりで、「礼」とはその気持ちを外面に表すもの。
つまり、「仁」が無ければ「礼」は形だけのものとなってしまうわけです。
では「仁」とは何でしょうか。
簡単に言うと、他者をへだてなく思いやり、慈しみ、親しみ、情け深くあることです。
さらに、「仁」という概念の始まりである儒教においては、近親者を特に大切にすること、私利私欲を抑えること、自分の心に素直なことなどが説かれています。
これらをまとめ、「仁」を最も適切に言い換えるとしたら、それは『人を愛すること』でしょう。
ただお辞儀をすることや、挨拶をすることが礼ではありません。
あらゆる礼において、内面に「仁」があることが最も重要なのです。


