手がかかる子の価値

【手がかかる子の価値】

子供は大人に迷惑をかけるものだと何度も言っていますが、中でも特に目立ってしまう子はいます。

分かりやすいのは、空気を乱したり、いたずらをしたり、意地悪をする子です。

そういった行動をとる原因は様々です。

好奇心が抑えられないのかもしれませんし、自分の存在がその他大勢に紛れることを恐れているのかも知れません。

もっと意識的に不良を演じているのかも知れません。

そういう子は、先生や親から指導されるでしょうし、友達から嫌がられたり、関係のない友達からも注意を受けると思います。

それは自分自身の行動による他者の反応と評価ですから、言うなれば自ら掴み取ったその集団でのポジションです。

何も問題ありません。

そういう子に問題があるのだとしたら、目立たない子や自分の意見を主張できない子も問題になってしまいます。

さらに考えを深めていけば、問題が表に現れない子ほど問題なのかもしれません。

集団というのは、輪を乱す子の存在も含め、でこぼこで成り立っているのです。

それを無理やり平均に押し固めようとすることほど、不自然なことはありません。

手がかかる子には、必要な分だけ手をかけてあげればいいのです。

彼らが大人になった時、手をかけてもらった経験は必ず感謝に変わります。

「あの時、先生や親には迷惑をかけたな」と思い返す日が来ます。

もちろん、いたずらっ子だけの話ではありません。

自分の意見を上手く表現できない、極度の人見知りな子にも手がかかります。

小学生になっても毎晩お漏らしをする子だっています。

すぐかんしゃくを起こす子、学校にいけない子、偏食が極端な子もいるでしょう。

特に親は大変かも知れませんが、手をかけるというのは将来への投資です。

問題がない子に対しては発生しなかった手間と経験を与えられる好機なのです。

結局、どんなに手をかけても自分に返ってくることはありません。

その分は次の世代に渡されていくのです。

素敵だと思いませんか。

ですから、渡せるだけ渡しましょうよ。

それが、私たち親が親として頑張った証じゃないですか。

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