子ども子育て相談室

7月31日、以下のメッセージをクラブ公式LINEから登録者の皆様に配信しました。
【子ども子育て相談室】
今回のキャンプでは、プログラムの一環として、「子ども子育て相談室」というものを実施します。これは、親が抱える子育ての悩みを子どもたちに投げかけ、どうすればその悩みを解決できるか、子どもに答えてもらうという企画です。
つきましては、皆さんが日頃抱えているお悩みをこちらのLINEにて募集させていただきます。もちろん、質問は匿名でさせていただきますのでご安心ください。この企画は、大人がどんなことに悩んでいるのかを、子どもが知る機会にもなると思います。子どもたちに相談したいお悩みがある方は、明日までにお送りください。
きっと、素晴らしい答えが聞けると思いますよ。
結果として、6件のお悩みが私の元に届きましたので、しっかりと子どもたちに聞いてきました。
幼児から中学生までの子供たちに聞いた意見を、できる限り手を加えずに記載しています。質問の趣旨とずれていたり、言葉遣いが過激な部分もありますが、何卒ご了承ください。
8月3日(日)OGCサマーキャンプ2025、帰りのバスにて。
<大川>続きまして、、、 子ども子育て相談室ーーーー!!
<スタッフ陣>いぇーい!
<子どもたち>???
<大川>みんなは悩みがあったら、大人に相談することがあるでしょう?
今日は逆です。大人のお悩みをみんなに聞いてもらいます。さらにそのお悩み、子どもたちに解決してもらいたいと思いまーす!
<子どもたち>えーーー!!(大興奮)
<大川>実は今回、先生の知り合いのお父さんお母さんから、事前に「お悩み」を聞いています。大人たちは、一体どんなことに悩んでいるのでしょうかねぇ。
<生徒J>金。
<生徒F>ブラックな仕事。
<大川>そういう風に見えているんですね。笑
では、練習問題的な感じで一ついいですか。お金がなくて、ブラック企業に勤めている大人はどうすればいいですか?
<生徒R>諦めて、ドンマイケルジャクソン。
<生徒T>その会社と合ってないから、転職する。
<生徒K>副業する。
<生徒O>お金を拾ってくる。
<大川>いいですね〜。そういう感じで解決策をどんどん出していってください!ちなみに今回はタイトルにもあるように、お悩みのジャンルは「子育て」です。もしかしたら、みんなのお父さんお母さんもみんなを育てる上で、同じような悩みを持っているかもしれないですね。
お悩み①
学校や習い事の時間になると切り替えができるけど、家だとずっとYouTubeを見たりして、注意しても切り替えができません。勉強からYouTubeへはすぐ切り替えますが、逆は停止します。
<生徒Ry>勉強しないと(スマホを)ロックする。
<大川>勉強を先に終わらせないと、YouTubeを見ちゃダメということですね?
<生徒Ry>うん。パスワードをかければいい。
<生徒A>テレビを壊す。
<大川>なかなか過激ですね。切り替えができない時は、スマホやテレビを壊してしまう?
<生徒A>そう。バキバキにする。
<大川>それぐらいしないとYouTubeから勉強には切り替えられないですか?
<生徒A>うん。
<生徒T>YouTubeより楽しいもの、熱中するものを与える。
<大川>良いアイデアですね。YouTube以上の楽しみを作る。そうすると結局、それから切り替えができなくなってしまうかもしれませんが。
<生徒T>それを1日1時間とか約束する。
<大川>時間を決めて楽しむ。いいですね。ちなみにYouTubeが良くない?
<生徒T>見過ぎはよくない。
<大川>YouTube以外の楽しみといいますと?
<生徒T>(こういう)キャンプとか。
子どもたちの解決策
勉強しないと、スマホをロックする。
お悩み②
ウチの二人はとても活発で、なかなか椅子に座ってじっとしていられません。好きなことには集中しますが、興味のないことにはすぐに飽きてウロウロしてしまいます。このような場合、どんなふうにアプローチすればちゃんと椅子に座って人の話を聞くことができますか?
<生徒A>手と足を縛っておく。
<大川>強引ですね。
<生徒T>人の話を聞かないなら、お父さんやお母さんも無視する。
<大川>つまり、「あなたがしていることはこういうことだよ」と身をもって体験させるのですね。
<生徒H>夜ごはんを抜きにする。
<大川>キツイですね。それぐらい、人の話を聞かないというのはいけないことですか。
<生徒H>うん。
<生徒K>えっとね、表みたいなのを作って、立ち歩いたらチェックをつけて、好きなことを出来なくする。
<大川>ほう。人の話を聞かずにウロウロしていたら、その度に表にチェックをつけていくのですね。
<生徒K>それで、溜まったら、ゲームとか1週間禁止。
<大川>例えば、「10回人の話を聞かないでウロウロしたら、1週間ゲーム禁止」というルールを前もって作っておくということですね。そのために表を作っておくというのも、用意周到ですね。
子どもたちの解決策
表を作って、チェックをつけて、溜まったら1週間ゲーム禁止。
お悩み③
お友達に男の子が多く乱暴な言葉遣いや振る舞いがあり、女の子らしくとまでは望んでいませんが、相手が嫌な気持ちにならない言葉遣いや振る舞いをして欲しいと思ってます。
<生徒Ry>そういう言葉を使ったら、一旦殴る。
<大川>乱暴には乱暴で返すということですか。
<生徒S>相手を嫌な気持ちにさせたら、1週間外出禁止にする。
<大川>1週間もですか。それは辛いですね。
<生徒K>乱暴なことをしたら親も使う。
<大川>その子がしていることを保護者の方がやってみせるのですね。
<生徒K>うん。自分が痛い目に遭ってやめさせる。
<大川>みなさん、けっこう強めの対策を考えてくれていますね。やはり、乱暴な態度を取られると、乱暴な対応をしたくなりますか。
<生徒たち>(うなずく)
<生徒L>男の子と遊ばないようにして、変な言葉を言わないように厳しくする。
<大川>「もう、そんなに乱暴な言葉を使うなら遊ばせませんよ」ということですね。
子どもたちの解決策
自分が痛い目に遭ってやめさせる。
お悩み④
親が一緒ならいろいろな遊びが出来るのですが、親が構ってあげないと動画ばかりに夢中になってしまいます。自然などで一人で遊べるといいなと思っています。
<生徒J>一人で遊ぶきっかけをつくる。
<大川>どのように、きっかけをつくりますか?
<生徒J>無理やり家から追い出す。
<大川>確かに、家以外の場所に連れていくのはいいかもしれませんね。
<生徒A>公園で待ってもらう。
<大川>公園に連れていって、一人で遊ばせる?
<生徒A>友達と遊んで。
<大川>公園に行けば友達がいるから、親御さんが一緒じゃなくても遊べますね。
<生徒A>あのさ、そうしたらさ、YouTubeとか無いし、鍵とか持ってっちゃえば家に戻れない。
<大川>公園にスマホを持っていかなければ、動画に夢中になることは無さそうですね。
<生徒T>Jくんと同じで、まずは家から出して。日本人は同調圧力に弱いので、「他の人は一人で遊んでるよ」と伝えてみるのもアリかもしれません。
<大川>同調圧力ありますね。大勢の子に同調する日本人の特性をうまく活用するという案ですね。
子どもたちの解決策
公園に連れていって、友達と遊んで。そうしたら、YouTubeとか無いし。
お悩み⑤
息子は普段は明るく元気ですが、学校に行くのを嫌がり遅刻や欠席することがあります。どうすれば普通に朝起きて学校に行くようになりますか?
<生徒R>眠りを改善する薬を飲ませるしかありませんね。
<大川>ほう。朝起きられないのは、睡眠に問題がある?
<生徒R>そうですね。
<大川>よく眠ることができれば、朝スッキリと目が覚めて遅刻や欠席が無くなるかもしれませんね。
<生徒I>学校に行かないと、お母さんが連れていく。
<大川>お母さん、大変ですね。
<生徒I>「連れていくわよ」と言う。
<生徒G>お母さんに連れていかれたら恥ずかしいから、自分で行くようになる。
<大川>確かに、お母さんに送ってもらっている姿を友達に見られたら恥ずかしいと感じるかもしれませんね。
<生徒J>ご褒美を設ける。
<大川>学校に行ったらご褒美ですか?
<生徒J>朝起きたら100円。起きなかったらなんかの罰。
<大川>「早起きは三文の徳」と言いますからね。
ちなみに先生は結構早起きですけど、朝はとても静かで、自分のためにたっぷり時間を使えるので、確かに早く起きるだけで100円以上の価値がありますよ。
<生徒A>えっと、あのさ、(学校に行かないなら)テレビとか見るじゃん。だからテレビを学校に持っていく。
<大川>学校にテレビを持っていけば、遅刻や欠席をしない。
<生徒K>行けない子の気持ちを理解させる。
<大川>学校に行きたくても、行けない子がいるのですね。
<生徒K>病気とかで、行けない子。
<大川>「勉強したい」「友達と遊びたい」と思っても、病気で学校に行けない子もいるんだよ。とお話するのですね。
<大川>ちなみに、学校に行けない子って、他にはどんな子がいますか?
<生徒S>いじめられている子。
<大川>いじめられていて、学校に行くのが嫌になってしまった子がいるかもしれませんね。
<生徒T>高校受験落ちて、働かないといけなくなった子。
<大川>そういう子もいますね。そもそも学校に通ってない子ですね。
<生徒U>もし休んだ理由がゲームとかだったら、ゲームやらせない方がいい。
<大川>ゲームをしたくて、学校に行かない子ですか。そういう子にはゲームをやらせない方がいいという意見ですね。
子どもたちの解決策
学校に行きたくても行けない子の気持ちを理解させる。
お悩み⑥
息子が妹に意地悪をします。どうすれば、仲良く遊んだりお話しするようになるでしょうか?
<生徒R>先生!それ俺の親(からの質問)ですか?
<大川>それは言えませんが、たしかに(生徒R)くんにも妹がいますね。他にも兄弟がいる子がたくさんいるので、意見を聞きたいです。
<生徒O>二人ができる遊びをやる。
<大川>兄妹で仲良く遊べるものを探したり、与えたりすればいい。良い考えですね。
<生徒S>意地悪したら、1年間罰。
<大川>1回意地悪したら1年間罰を与えるのですか。どんな罰ですか?
<生徒S>テントを張ってその中で過ごす。
<大川>妹やお父さんお母さんと離れて過ごすということですね。それは厳しい罰ですね。
(生徒S)くんにも妹ちゃんがいますけど、妹に意地悪をするお兄ちゃんは許せませんか?
<生徒S>うん。
<生徒R>はいはい!妹に筋トレをさせて強くさせる。
<大川>お兄ちゃんに勝たせる。笑
妹がお兄ちゃんより強くなれば、確かに意地悪ができなくなるかもしれませんね。
<生徒T>妹とお兄ちゃんを隔離して、何も与えない。そうすると、悲しくなってくるから、真の大切さが分かると思います。悲しくなって、妹に会いたいなって思う時に合わせればいいんですよ。
<大川>妹がいる有り難みが分かれば、仲良くしてくれるという意見ですね。
子どもたちの解決策
妹に筋トレをさせて、強くさせる。
さて、質問をくださった保護者の皆様、いかがだったでしょうか。
中には大人では思いつかない、斬新な解決策もありましたね。
今回、この企画を行った1番の目的は、「お悩みを解決すること」ではありません。
親が抱いてる子育ての悩みに対し、子供自身も問題意識があるのかということを知りたかったのです。これについて、今回参加した子供たちにとっては、親御さんと同じように問題意識があったように感じました。
乱暴な態度や、人の話を聞かない姿勢、朝ダラダラして遅刻してしまうことや、兄弟に意地悪をすること、こうしたことは子供達自身も「ダメなこと」という認識があり、真剣に解決策を考えてくれたことが何より嬉しかったです。
子供たちが考えた解決策は、「手足を縛る」「親も乱暴な言葉を使う」などの短絡的なものも多かったですが、その言葉が意味するのは、「悪いことをしたら自分に返ってくる」という原理がしっかり分かっている証拠なのだと思います。
YouTubeを見すぎてしまうのは良くないということも、勉強をしなければならないことも、子供たちはちゃんと分かっています。
その上で、どうすれば良い行動や生活習慣に繋がっていくのかを、共に考えて行けたら良いですね。


