相手のことを考えるとは

【相手のことを考えるとは】
これはとても高度な技術だと思います。
「自分だったらこうしてほしい」とか、「自分はこれが嬉しい」という軸で考えていたら、決して到達できない領域です。
Aさんはどうしてほしいか、Bさんは何が嫌か、Cさんはどう思うだろうかと、相手のことを知っていかなければなりません。
子供に何かを教える時も、万人に同じやり方が通用するはずがありません。
同じ言葉をかけても、やる気を出す子もいれば、やる気を失う子もいます。
「褒められたら誰だって嬉しい」「これをもらって喜ばない子はいないはず」そういうものは思い込みです。
相手がお酒を飲む人かどうかも分からないのに、「お酒を貰えば誰だって喜ぶだろう」とお酒をプレゼントするようなものです。
性格を知り、好みを知り、その子に合った成長の順序を考え、アプローチしていくことを「コーチング」と言います。
教育の9割は、子供を知ることです。
「どうすればいいか分からない」という状況は、言い換えれば「相手のことが分からない」のです。
相手のことが分かってようやく、相手のことを考えることができるのだと思います。


